インナーチャイルドとは?アダルトチルドレンの回復

ブログ

 

あなたはインナーチャイルドという言葉を聞いたことがありますか?インナーチャイルドとは、『内なる子』とも言われ、自分の中にいる「傷付いた子供」とも言われます。

しかしインナーチャイルドとは、アダルトチルドレンの症状や回復の為に生み出された概念です。ですので、ハッキリとした「何か」があるわけではなく、「内なる子」「私の中の私」「本心の私」など、抽象的な表現をされます。

アダルトチルドレンの回復の為に、インナーチャイルドというものはどのように考えられているのでしょうか?この記事を読むことで、インナーチャイルドの理解を深め、アダルトチルドレンからの回復に役立てることが出来ます。では、早速見ていきましょう。

 

インナーチャイルドとアダルト

インナーチャイルドとは、本当の自分・本来の自分であります。他には無意識の領域であり、右脳であり、「感情や感覚」と言うと分かりやすいのではないでしょうか?

悲しいと感じたり、寒いと感じたり、辛いと感じるなど、「感じる部分」であり、生まれた時から備わっている感情や感覚です。

そんな感覚や感情であるインナーチャイルドの声を聴いてあげるのが、アダルトの役割になります。アダルトとは文字通り、大人の私とでも言いましょうか。物事を考え、建設的な人生を作っていける、成長した精神です。

子供の頃に、自分らしく子供らしく、受け入れ認められ、自由にのびのびと育った子供は自己肯定感が育っており精神的な成長を果たし、十分に成熟したアダルトになります。

アダルトは自分を過剰に守ることも必要とせず、過剰に他人に依存することもなく、自分を信じ、他人を信じ、自立した大人となります。

 

反対に、機能不全家族で育った子供は精神的な成長を果たすことが出来ず、アダルトチャイルドとして成長します。いつも自分に自信がなく、他人の目を気にして生き、依存がちになります。そして過剰に自分を守ろうと必死です。

インナーチャイルドが感情、右脳、無意識な部分であるのに対し、アダルトは、思考、左脳、意識、行動の部分です。

インナーチャイルド(感情や感覚)の声を聴き、アダルト(思考や意識)が叶えてあげる。これがインナーチャイルドとアダルトの関係です。

しかし、アダルトが十分に自立や成長が出来ていないアダルトチャイルドとなって成長している場合、インナーチャイルドの声は届きません。アダルトチャイルドは、自分を守るために必死で、本来の自分であるインナーチャイルドの声を無視している状態なのです。

 

なぜインナーチャイルドを無視するのか

自立して精神的な成長を果たせなかったアダルトは”アダルトチャイルド”として成長します。アダルトチャイルドは、インナーチャイルドの声を無視したり聞こえなかったりします。どうしてそんなことが起きるのでしょうか?

それは、アダルトチャイルドは「傷つかない様に」「嫌われない様に」必死で取り繕うために、本来の自身の感情であるインナーチャイルドの声を聞いてはいられないのです。

例えば、本当は行きたくない食事会。インナーチャイルドは感情の部分で「あの人は苦手。怖い。」と感じたとします。自立したアダルトは、チャイルドの声を聴き「今日は断ろう」とか「行ってみて嫌なら途中で帰ろう」と行動に移すかもしれません。

しかし、アダルトチャイルドの場合は何よりも、嫌われたり傷付くことを恐れます。そのためチャイルドに対し「そんなこと言ってたら嫌われるぞ!」「だからお前はダメなんだ」と罵ります。そしてチャイルドを無視するような行動をします。

この違い、分かるでしょうか?

アダルトが自立し精神的に成長していると、チャイルドの声も尊重したうえで、次の行動を考えたり、思考をすることが出来ます。

しかし、アダルトチャイルドとして成長すると、何よりも自分を守る事だけに力を注ぎ、自分の「内なる子」であるチャイルドを無視するのです。ひどいと、ダメ出しをし否定し責めます。

これが自己否定であり、罪悪感です。

 

アダルトチャイルドは悪ではない

ここまで書くと、アダルトチャイルドはすごくひどい奴に感じませんか?しかし、誤解してほしくないのですが、アダルトチャイルドは悪ではありません不器用ながら、自分を守るために必死に頑張っています。小さなころからの学習で、傷付かぬよう嫌われぬよう愛されるように、必死で頑張っているのです。

あなたを守るために、今まで頑張ってきました。ただ、小さい頃から「自分を肯定し、大切にする事」を学んでいないのです。人にどう思われるか、どうしたら笑ってもらえるか、どうしたら愛してもらえるか…

常に他人の目線で生きるように、学習してしまったのです。

ですので、アダルトチャイルドを責めるのを止めましょう。アダルトチャイルドには感謝の気持ちを込め、認めてあげましょう。そして、これからは、インナーチャイルド(本来の私)の声に、耳を傾けて行く練習をしましょう。

 

インナーチャイルドの声に耳を傾ける

今までアダルトチャイルドの声が大きすぎて、インナーチャイルドの声を無視しすぎて、最初はインナーチャイルドの声が聞こえないでしょう。そこを、耳を澄ませてよく聞いてみてください。

「怖い」「寂しい」「悲しい」「嫌だ」という声や、「それが好き」「それがやりたい」「それが楽しい」という声、様々な声が、小さいながらも聞こえてくるでしょう。その声を聴き、今までのように押し殺すのではなく、その声を受け入れ認めてあげてください

内なる子の声を、全て叶えるという事ではありません。尊重して、受け入れるのです。出来ることであれば、行動してあげるのです。

これが、内なる子・インナーチャイルドの声を聴くという事です。

 

まとめ

今回は、インナーチャイルドとアダルトチルドレンについて書いてきました。ちょっと複雑で分かりずらかったでしょうか?何度も読むことによって、理解が深まるのではないかと思います。そして少しずつ、内なる声を聴いていく練習をしてみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました