育った環境による自己肯定感の欠如からの回復

自己肯定感

人は育った環境で沢山の思い込みを持ちます。そして自己肯定感が得られるかどうかも、育った環境が大きく関係しています。

自己肯定感が持てないと、人は生きづらく考え方も後ろ向きになりがちです。じゃあ、大人になったらもう遅いの?大丈夫です。Oさんは小さい頃の育ちの環境により、自己肯定感を育てる事が出来ずに大人になりましたが、今では自己肯定感を持てるようになったそうです。

了承を得ていますので、早速書いていこうと思います!

 

居場所が無く迷子のような日々

Oさん:『子供の頃から大人や周りの友達の顔色を伺っていた嫌な子供でした。主体性もなく、自分に自信もなかった私は高校生くらいになると異性と交際すること、モテることで自己肯定感を感じていました。

明るいキャラを装い、ムードメーカーとして友達にも同僚にも好かれることしか考えていませんでした。しかし、恋愛をしていても心が満足しなくて、友達の前でも無理をしている自分に気付いた時、私は精神的に病んでしまいました。

不思議な事に、子供の頃から「愛」の意味を模索していた私。家族と暮らしているのに孤独を感じていた私は、友達からの嫌がらせや職場でのいじめに遭い、恋人には浮気されて自分の自信をすっかり失ってしまいました。

疲れてしまった私は、一旦一人暮らしを止めて実家に戻る事にしました。』

異性にもてる事で、誰かに求められることで、自分の存在を肯定していたんですね。だけど、自分の中に空いた穴は、他人には埋める事が出来ません。

 

依存症からの卒業

Oさん:『自己肯定感など全く無く、「愛された」という記憶もない私は、「愛」の意味を大人になっても分からずにいて、誰かを愛していると思えなかったんです。丁度、その頃母親がアルコール依存症の相談役をしていて、その関係でケースワーカーさんと知り合ったそうです。一度会ってみないか?と言われ、渋々会いにいきました。

そこで1時間のカウンセリングを受けること数年。買い物依存やギャンブル依存症、アルコール依存症からも離脱し、恋愛依存からも抜け出すことができました。

カウンセリングの中で、虐待されて育ったことやアルコール依存症の両親を持っていたこと、愛された経験がないことを知り驚きました。

愛されることは愛さないことには始まらないと気づき、自分は誰かを愛せるのだろうか?と不安だった時自分を一番愛してあげて」という一言に救われデブで自信がなくて、ダメダメで傷つきやすい私をそのまんま肯定し始めることから始めたら、少しづつ自己肯定感が生まれてきて、自分にも愛する心がある事を知りました。

自分を自分が認めてあげると、それだけで随分と心が軽くなってきて、自分に自信も持てるようになって、失敗しても以前のようには引きずらない性格に変化しました。』

カウンセリングにより、長い時間を掛けて一歩一歩進んで、とうとう回復する事が出来たんですね!

 

自分らしく生きる

Oさん:『自己肯定感を得られる前は、自分は面白くて明るくなければ誰にも受け入れられないと思っていて、誰の言う事もアドバイスも黙って聞いていました。人の言うなりだったんです。

それが、自己肯定感を得られた後では、自我が生まれ、違う物は違うと言えるようにもなりましたし、無理して付き合っていた友達とも疎遠になりました

その事が良かったのか、その後に出来た友達は一生モノとも言える優しい人達で、お互いがお互いを好きな仲間と出会えました。

人に陰口を叩かれても割と平気で、ヤキモチかな?嫉妬かな?と受け流すようになりました。以前ならビクビクしていた事が今では平気な顔でやり過ごせるし、無理に明るく振舞うこともやめることができました。スゴく楽ちんです。』

自己肯定感がかなり低い状態で育っていても、タイミングや人の力、そして自分の力で、とても生きやすくなる事が出来る。勇気を貰える体験談です。

 

一度すべてを吐き出す

Oさんにアドバイスを伺ってみました。

Oさん:『自己肯定感を得るためのハウツー本やトレーニング本は数多く出ていますが、私は一切読みませんでした。それは「一人一人違うんだから本は教科書ではない。そこにあなたはいない」と、カウンセリングで言われたことが大きく関係しています。自分に自信をつけるというのは、資格や肩書、お金ではないと私は考えていて。

もっと心の奥深い根っこのところにあると思っています。「自分のことが好きか?」と問うところから初めて、「自分が愛しい」に変化するまでだって、時間は掛かります育った環境、自分の性格、悩み、癖などそういった物を全部吐きだしてから、自己肯定感を得る努力をはじめた方が良いです。

一見、遠回りに感じて嫌な気持ちにもなるとは思いますが、根っこが残っていては、どこまでも自分に自信がもてないままになってしまいますよ。

生きづらさを感じているなら尚更です。自己肯定感は気持ちをスッキリさせてくれるし、頭の中の整理も付きやすい、何より疲れないんですから。地道にコツコツ取り組んでいきましょう。』

 

まとめ

凄く生きづらさを感じていた。それでもコツコツ取り組んだことで自己肯定感を得て、疲れない人生を手に入れた。

その為には、一旦モヤモヤと心に残っているモノを全部出す。頭や心にモノが詰まっていると、新しいモノは入りません。それと、今までの間違った生き方の癖があるうちは、新しいものを詰め込んでも何も変わりません。

まずは気付く。そして出す。そして新しく育ち直す。とても大切な事を教えてもらいました。

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