嫌いな人・何かイライラする人、いますよね?
相手も悪気は無いんだし、我慢するしかないって思っていました。
でも、嫌いな人に無関心を装っていても気になるしモヤモヤするしイライライライラ…
「理由もないのになんか嫌い」
「嫌いな人に関わりたくない!」
「嫌いな人に会いたくない!もう無理ー!!」
そんなふうに思っていた私が”嫌いになる原因”を理解して、多くの嫌いな人を克服しました!
ゼロにはならないけど、嫌いな人は8割方気にならなくなりましたよ!
その原因と克服した方法をご紹介します!
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嫌いな人・何かイライラする人を克服するために私が理解した事とは?
私にとって「嫌いな人」はともかく、「何かされたわけでもないけどイライラする人」がいたんです。
もしあなたが私と同じような状況で毎日のモヤモヤを克服したいと考えているなら、大まかに理解して欲しいことが4つあります。
嫌いな人がいる理由は「投影しているからかも」ということを聞いた事がありますか?
私が心理学を学んだ時、とても新鮮で「なるほど!!」と衝撃を受け、とても腑に落ちて納得できました。
イライラする人がいる時、自分を知るための教材になるため面白くもなります。
「投影」とは自分自身の心の中を、相手に映し出しているというように理解して頂ければと思います!
え?それってどういう意味??
私も最初はさっぱり意味が分かりませんでした!
具体的な例を挙げて説明していきますね。
それでは早速見ていきましょう!
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気付いたこと➀ 相手が「自分がダメだと思って禁止していること」をしている
自分自身で「これはしてはいけない」と思って我慢している事ってありますよね。
例えば私の場合、以下のようなことは自分的にNGだと考え、やらないようにしていました。
- 人に迷惑を掛けてはいけない
- 時間を守らなければいけない
- 人を待たせてはいけない
- いつも笑顔でいなければいけない
- メソメソ泣いてはいけない
- 怒ってはいけない
- いつも他人を優先しなければいけない
- お母さんは子供を一番に考えなければいけない
- 女は3歩下がって謙虚でなければいけない
- 人に頼ってはいけない
- 女でも甘えてはいけない
- なめられてはいけない
- 一度決めたら何があってもやり通さなければならない
- 約束は守らなければいけない
これらは自分の中で「×」としていることです。
自分の中で「×」にしていることや「やってはいけない事」って、自分だけのルールですよね。
私は「授業中トイレに行ってはいけない」というルールでも、嫌いな人のルールは「授業中でもトイレは我慢してはいけない」かも知れません。
その自分の中のルールを相手が破ってしまうと、何だかモヤモヤしたり怒りになったりしている事に気が付いたんです。
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相手が「自分がダメだと思って禁止していること」をしている具体例
皆さんにはどんな「マイルール」があるでしょうか?
例えばどんな「ねばならない」がありますか?
例えば…
「私は仕事は手を抜いてはいけない」と思っています。
そうなんですね!
じゃあ、手を抜いて仕事している人、モヤモヤしませんか?
確かに…凄いモヤモヤしますね…
ちょっとズルいって思いますね。。。
この様に、「仕事中にサボっちゃいけない!」というルールが自分にあると、そのルールを破る人に対して怒りやモヤモヤを感じます。
その気持ちが膨らみ「なんか嫌い・イライラする!」となります。
具体例
相手の行動に対する感情 | マイルール | ||||||||
遅刻する人に腹を立てる | 遅刻してはいけない | ||||||||
無表情の人にモヤっとする | いつも笑顔でいなければいけない | ||||||||
異性関係が派手な人に嫌悪感を持つ | 一途に思わなければいけない | ||||||||
子供を預けて遊びに行く親に腹が立つ | 親は子供を一番に考えるべき | ||||||||
目上の人にタメ口で話す人にイラっとする | 目上の人には敬語を使うべき |
このように、相手の行動に自分の禁止していることが映し出されていることになります。
これも投影なんですね!
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自分自身の中の嫌っている部分を相手に重ねて見てしまいイライラする可能性がある
「あの人のこういうところが嫌い!」
そう思う人っていますよね。
例えば私の母はよく言えば世話焼きで、悪く言うと恩着せがましくて大きなお世話が多い。
そういうところに嫌悪感すら感じる時があるんです。
普段は嫌いじゃないけど、恩着せがましい発言をされるとすごく腹が立つ。
食べると思って頑張って作ったのに…
欲しいと思って買ってあげたのに…
頼んでいないし食べたくもないし欲しいとも思っていない。
だけど断ると何だかこっちが悪い気分になる!
あー…イライライライラ…。
誰かに似てる?
あ、私だ…。
このように、自分の中の嫌いなところを相手に見付けると、無性にイライラしたりします(笑)
つまり私は、人に尽くして裏切られると落ち込む態度を取る自分をダメだと思っている。
それを相手の中に見出すと、途端に反応してしまうんです。
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相手が「自分がダメだと思って禁止していること」をしている時にイライラ・モヤモヤを感じなくなった克服法とは?
「自分が禁止していることを相手がやっているだ」という理解は、私に大きな変化をもたらしました。
「だからといって嫌いな人をどうすればいいの?」という時の私の克服法をご紹介します!
相手が自分のルールを破っていて、それにイライラしている時の克服法は次の3つです。
- 「これは私のルールであって、相手には相手のルールがあるのだ」と理解する
- 自分のルールを見直してみる
- 「実は相手のことが羨ましいのかもしれない…」と思ってみる
それぞれ見てみましょう!
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「相手には相手のルールがある」と理解する
私の存在価値と嫌いな人の存在価値は同じですよね?
なので、私は「相手のルールを理解して尊重する」ということにしてみたんです。
もちろん、「法に触れることや人命に関わる事は別」です。
「私の価値観だけが正しくて、他人の価値観は間違っている!」とは言い切れないと思うようになりました。
相手の価値観を通して起こる出来事の責任を取るのは、あなたではなく相手です。
もちろん、それによってあなたや周りの人たちに迷惑が掛かったり、被害を受ける事もあるかもしれません。
そういう時は、”自分の意見を押し付ける”のではなく、「私はこう思います」という”伝える”ことをしました。
「あなたの言動で、こういう事になっています」
「私はそれは違うと思います」
「私はそうされることによって○○な気持ちになりました」
このように、あくまでも「伝える」ことにしたのです。
そうすることで「私の言いたいことは伝えた。後は相手が決めること」と思えるようになって、いつも穏やかに自分に集中できるようになりました。
自分のルールを見直してみる
長い人生の中で学習してきた自分のルール。
それは果たして「絶対間違いない!」と言い切れるのか、嫌いな人の言動を受けてそれを確認してみます。
例えば、「具合の悪い時は仕事を休み養生する」という価値観を持った人にイラっとした場合。
私には「いくら具合が悪くても仕事を休んではいけない」というものがあったと気付きます。
相手にイラっとしてモヤモヤして嫌いな人の事をずっと考えてしまう前に、「私の価値観は、自分や他人を生きづらくするようなものではないだろうか?」と見直してみることをお勧めします!
案外、嫌いな人から価値観を学ぶ事もあるかもしれませんよ!
嫌いな人と仲良くなり、飲み会で意気投合する日も近いかもしれませんね!
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実は相手のことが羨ましいのかもしれない…と思ってみる
こちらは意外ですが、結構ズバリだったりします。
例えば私は「女の子らしい女の子」や「お洒落でブリブリの女の子」にモヤっとするんです(笑)
他にも、人に素直に頼れる人にもモヤっとします。
これって…私の深い所で「女の子らしいのは恥ずかしいこと」とか「猫なで声で人に頼るのは恥ずかしいこと」という考えがあるんですね。
「嫌いなあの人…でも理由がないんだよなー」と思う時は、これを意識してみてください。
本当は羨ましいのかもしれません。
だから、それが出来る人にモヤっとするんです。
要は、自分には出来ない事をしている人なんです。
こちらの対処法は、”悔しかったらやってみる”です!
実際にやってみたらすごく居心地が悪いです(笑)
だけど慣れたら簡単に出来るようになるかもしれませんし、「やっぱりらしくないわ!」でもOK。
ただ「羨ましいのかもしれない」と思ってみることです。
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気づいたこと➁ 相手が「自分の理想」を手に入れている
単純に「自分の理想」を手にしている人に嫉妬している場合、その人に対してイライラしたり、モヤモヤを感じたりします。
意外とはっきりと意識できる「嫉妬」という感情によるものです。
自分が欲しくて欲しくてたまらないものを相手が持っていると、悔しかったり、羨ましかったり、嫉妬してしまうのは当然のことだと思います。
その悔しさを素直に「羨ましい!」「素敵!」と言えるのか、
それとも「どうせ私には手に入らない」と拗ねるのか?
これによって、相手が「憧れの人」になるか「嫌いな人」になるかに分かれます。
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相手が「自分の理想」を持っていた時の体験談
以前に私が実際に「羨ましい」という感情が原因で嫌った人・モヤっとした人の事例を挙げます。
相手の言動 | 私の状況 | ||||||||
結婚していて、めちゃくちゃ幸せそうに旦那さんの事を話す人 | 結婚願望があったけど、30代でまだ結婚できていなかった | ||||||||
仕事が出来てどんどん出世していった後輩 | 資格や学歴で出世は皆無 | ||||||||
同じ仕事をしているのに給料が高い人 | 経歴不足でなかなか昇給が進まない | ||||||||
何だか人気者でいつも周りに人が集まる人 | 嫌われないように無理して笑顔を作っていた | ||||||||
自分がモテる事を自慢してくる女子 | モテるというより都合の良い女 |
このような女の子にモヤっとすることが多かったんです。
それは私が
愛されたかったからだし
幸せを感じたかったからだし
評価されたかったからだし
お金が欲しかったから
です。
では、これをどうやって克服したのかをご紹介します!
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嫌いな人が実は”羨ましかった”時の克服法
それは、素直に「羨ましい」と認めることです。
「私もそうなりたい」「私もそれが欲しい!」と認めましょう。
認めたくない時に確認するべきは「優劣をつけていないかな?」ということです!
優劣をつけるとは、例えば
私の方が可愛いのに
私の方が頑張っているのに
私の方が年上なのに
などなどです。
一旦優劣をつけて相手を”自分より下だ”と思ってしまうと、「羨ましい」という感情が素直に出て来なくなります。
負けた気持ちになっちゃうからです。
優劣を外して、素直に羨ましいと思っていることや望んでいることを認めましょう。
そうしたら、嫌いな人が嫌いじゃなくなって、むしろ望みを掴むためのヒントが降ってくるかもしれませんよ!
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気づいたこと➂ただ単純に相手が自分へ被害を及ぼす嫌な奴
今まで紹介したことを考えてみたけど、どうしても当てはまらない。
どうしてこんなに嫌な事を言われるんだろう!
どうしてこんな扱いを受けるんだろう!どう考えても分からない。
嫌いな人の言動が納得いかない!
我慢できない!
そういう事もありますよね。
自分に非がないのに、もしくは非があったとしても、人として疑いたくなるほど攻撃的な人や嫌味な人っています。
不機嫌をまき散らしたり、弱い立場の人を攻撃したり
それは我慢できませんよね!
どう考えても嫌いな人、私にも何人かいました。
- 好きな人にだけヘラヘラして、ヨイショしない人には厳しい上司
- ミスに対していつも怒鳴りつける上司
「人としてどうなの?」というほど理不尽な人は、何がどうあっても許せないほど嫌いでした。
私がカウンセラーとして相談を受ける中でも、そういった相談も多数あります。
中では「私がダメだから…」なんて落ち込んでしまう人も少なくないんです。
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単純に相手が自分に被害を及ぼす時に私がやっている対処法
私がダメだから、相手は怒鳴るのかもしれません…
私が何も出来ないから…
その嫌いな人と関わらないのがいいです。
嫌いな人を無視するくらいに強気で良いと思います。
相手は「何を言ってもこいつは大丈夫」と思っているかもしれませんし、「俺が上司だから当たり前」と思っているかもしれません。
相手がどう思っていたとしても、相手によって理不尽に傷つけられていると感じた時は、我慢する必要はないと私は思っています。
でも、仕事で関わらないわけにはいきません。
異動を希望をしたり上司に掛け合うことは出来ませんか?
あくまでも私の考えですが、追いつめられるほど否定されたり非難されたり攻撃されるのであれば、その場から離れるのも一つの選択になると思います。
- 相手が上司なら、更に上司に話し異動を頼む
- 異動も叶わなければ転職を考える
- 相手がパートナーだったら、別れることも視野に入れる
- 相手が友人なら、縁を切る
そのくらいしても良いと思います。
私は私を全否定した元夫とは結婚をやめましたし、怒鳴りつける上司のところからは異動して、廊下で会っても無視でした。
頭も下げませんでした。
その様に、自分を安心できる環境へ連れて行ってあげる選択肢も視野に入れましょう!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
嫌いな人やイライラするが頭に浮かぶと、どうしてもテンションが下がったりイライラしたりします。
そういう時に「相手が憎い!」と考える前に自分に向き合ってみて欲しいと思います。
- 投影している可能性はないのかな?
- 羨ましくて嫉妬していたりしないかな?
自分と向き合うことで、自分自身が気付いていなかった新たな一面を発見して、理解を深めていく事も楽しいですよ!
嫌いな人がいる時は、自分を知るチャンスです。
理不尽に攻撃される時は、離れることも必要だと思います。
攻撃されたことで、自己否定をしないようにしましょう!
あなたは理不尽に攻撃されていい人ではありません!
それと同時に、もし自分が「イライラして相手を理不尽に攻撃してしまった…」という時は、素直に謝る柔軟さも大切にしましょう!
もし、一人で解決できない時は的確なアドバイスをしてくれる人に相談するのが一番です。
この記事で紹介したような現実に悩まされていて、解決方法が見つからない状況であるなら、きっとお力になれると思いますので、お気軽にご相談ください。
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