彼氏を束縛してしまう自分が嫌で仕方ない…やめたいです。どうしたら束縛することをやめられますか？

３０代の女性から「彼氏を束縛してしまい嫌われてしまう。こんな自分が嫌になるけれど不安でつい束縛してしまう自分を克服したい」というご相談を頂きました。

もちろん大好きな人がもしも別の女性を好きになってしまったり、浮気されたりしたら悲しいですよね！その恐れは多くの人が持っていると思います。

現実ではない未来を想像してしまうと辛くて仕方ない気持ち、「もしかしたら…」という不安から束縛したくなる気持ち、とても良く分かります。以前の私も束縛する女でした。

 

♦自己否定しすぎて辛い…という方は、以下の記事が参考になると思いますので、ぜひ読んでみて下さい！

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彼氏を束縛していた私の体験談

私は恋愛に依存していたので、数多くの恋愛をしてきました。

別れる理由の多くは、相手に「重い」とか「束縛が辛い」とか面倒くさがられて嫌われるというものでした。

例えば以下のような束縛です。

そんなふうにいつも怖い未来を心配して、相手をがんじがらめにして重い女になっていました。

そうして結局予定通り（？）フラれてしまい、あとから自分のストーカーまがいの言葉や行動を振り返っては自分が嫌になり自己嫌悪に陥る…という、相談者さんと同じような状況に陥っていました。
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私が束縛をやめるためにした対処法

私の束縛が弱まったのは、今は離婚していますが前の夫と結婚してからです。

結婚したら異常な束縛は無くなりましたが、やはり疑う心というのは完全には無くなりませんでした。

長続きしなかった結婚生活から自分の生きづらさに気付き、それをキッカケに学んだ心理学から、私の束縛をやめるヒントはもらえました。

私を変えた思考はただ一つです。

他者の人生は他者のもので、他者をコントロールすることは出来ない

ただこれだけのことが理解出来た時、相手を束縛する気持ちがなくなったんです。

ヤキモチは焼くことはあるし、悔しかったり心配する気持ちもないわけではありません。

でもどんなに束縛しても、相手の気持ちまでコントロールすることは出来ません。

絶対にすることはありませんが、相手を縄で縛り付けて監禁して外に出さないようにしたとしても、相手の気持ちを自分の下に置いておくことは出来ないんですよね。

どんなに毎日一緒にいられても、相手の気持ちが別の女性にあったら辛いままです。
ということは、束縛って意味無いな…と考えたんです。

「浮気なら止められるかもしれないじゃない？」と思われるかもしれませんが、浮気する男性は相当の覚悟でしているかもしれませんし、もしかしたら私をその程度で見ているのかもしれません。

「そんな男性に時間を無駄に使っているより、自分の楽しいことに時間を使った方が人生楽しそうだ」と考えたことがきっかけでした。

変えられるのは自分だけで、他者を変えることは出来ないと本当に理解出来た時、私は束縛をやめることが出来ました。
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束縛してしまう原因とは？

適度なヤキモチや不安な気持ちは誰でも持っているかもしれませんが、なぜ過度に束縛してしまうのでしょうか？

相手を束縛する原因は人それぞれかもしれませんが、大きく分けると上記のことがあるのではないかと考えられます。

その原因をクリアしたからと言って、嫌な出来事が起きなくなるということでもありませんし、傷付くこともあるかもしれません。

ですが、自分の内側を整えると過度に他者に振り回されることがなくなるのではないかと思います！

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束縛してしまう原因➀自分に自信がない

彼氏や彼女とお付き合いしているのに、「他の異性に目を向けられてしまうんじゃないか…」と思う原因として、”自分に自信がないから…”というものがあると思います。

自分に自信もないから、相手に愛されている自信も持てない。
だから「きっと他の人に心奪われてしまうかもしれない」と思ってしまうのも無理はありません。

こんなふうに自分の劣っている（と思っている）部分ばかり目について、とても自信のある状態ではなかったんです。

「だから彼が私よりずっと魅力的（に見える）な女性に惹かれるのは当たり前」という思考や、「私よりほかの女性が良いに決まっている！」といった強い感情に支配されていました。

言ってみれば、そんな私なんだから彼が別の女性に行ってしまうのが当たり前であり、私のところに居てくれることの方が奇跡といった考えがあったんだと思います。

この考えが根付いているうちは、どうしても不安になり束縛したくもなるでしょう。
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束縛してしまう原因➁相手に依存している

自分で自分を満たすことが出来ず、恋愛や何かに依存することで自分を満たそうとするような状態であると、色々な部分で行き詰まりを感じ、生きづらさを感じる生き方をしてしまいます。

♦生きづらさを感じ、自分を満たせない・自己肯定できないという生き方についての記事もありますので、ぜひ読んでみて下さい。

自分の寂しさや不安・孤独感などの辛いネガティブな感情を、自分自身では受け入れることが出来ないために他者から与えてもらおうとしている状態です。

この「依存」の状態であると、自分に足りない何かを相手に埋めてもらおうとしているため、失うことがとても怖いし、見捨てられることに強い恐怖を感じています。

そのため、相手が誰かほかの異性に気持ちが向いてしまうということを恐怖に感じるわけです。

上記のような気持ちが無意識化で常にグルグルとしているため、そうならないような言動をしようとするんです。

つまり、束縛も依存する相手を失わないようにする手段なのかもしれないのです。

ですが、他人を変えることは出来ません。
変えることが出来るのは自分だけです。

相談者さんは、「束縛されると愛されていると感じるし、嬉しいと感じることもある」と仰っておられましたが、これは愛情というよりは共依存的な状態なのかなと感じます。

♦依存を持ちやすいアダルトチルドレンについての記事も参考になると思いますので、ぜひ読んでみて下さい。

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束縛してしまう原因➂傷付くことが怖い

例えば以前誰かに裏切られたことがあったりすると、深い傷になり「もう傷付きたくない」という恐れを持ってしまうことがあります。

それは以前お付き合いした人かもしれませんし、幼少期の親からの裏切りだったのかもしれません。

いずれにしても傷付くことをとても怖いと感じていると、どうしても傷付くことから逃げたくなります。人間ですから、当たり前の反応ですね。

しかし、傷付くことが怖いからと相手を束縛したりしたところで、逆に相手は不自由な思いをすることで一緒にいることが嫌になり、離れていってしまうリスクの方が多いのです。

傷付くことが怖いことは自然のことでも、目の前にいる相手はあなたを傷付けた人とは違うかもしれません。

あなたを傷付けた人はいるかもしれないけれど、別の人もまたあなたを傷付けるとは限りません。
逆に、別の人だけどまた同じように傷つくかもしれません。

ですので、まずは自分自身の傷を癒すことが先です。

自分自身の傷を癒して、傷付いても自分でケアできるメンタルにチェンジしていくことも大切だと思います。
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束縛してしまう原因➃思考の歪み

思考に歪みがある場合、相手は自分のことをとても大切にしてくれているのに、疑って束縛してしまう原因になるかもしれません。

これらの思考がもしも事実ならまだしも、事実じゃなくただの想像だとしたらどうでしょう？

ただの想像なのに、感情は乱れます。
まるでそれが真実かのように体は反応してしまうのです。

そして怒りや猜疑心、悲しみや不信感などが湧いてきてしまい、「束縛」という行動を取ってしまうこともあるのではないでしょうか？

疑いの思考が出てきたら一旦立ち止まり、「これは事実なのか？」ということを一度きっちりと自分に確かめてみて下さい。

 

もしも事実ではないのなら、単なる妄想で心をかき乱されている自作自演ということになってしまいます。
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束縛の克服するために出来ること

束縛の原因は分かったけれど、どうやってそんな自分を変えていったらいいのでしょうか？

それは、自分に集中するということです。

相手に依存していたり、相手の言動ばかり見張っている状態は、全く自分自身のことが見えておらず疎かになっているような状態です。

自分の心が傷付かないように相手を見張っているうち、自分の心の奥深くは置いてけぼりで、更に不安で悲しい状態が強くなるでしょう。

そうではなくて、自分自身の心をケアするのは大好きな彼ではなくて自分自身であるべきなんです。

なぜなら、あなたと最後まで一緒にいてくれるのは、彼氏や友達ではなくあなた自身だからです。

どんなに自分の気持ちを相手に伝えても、本当の意味であなたの気持ちを理解出来るのはあなた自身です。

友達の相談に乗って「分かるよ…」と共感したことはありませんか？
すごく共感して友達の気持ちが分かったように思っても、あなたの感じ方と友達の感じ方は違います。

本当の意味で自分の気持ちや感覚などが理解できるのは、自分自身なのです。

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依存から脱却して自分を満たす

ほんの一部ですが、誰かに依存をすると上記のような状態になってしまいます。

一見、人に合わせられる優しい人や気遣いの人に見えるかもしれませんが、実はそうではありません。

自分が見捨てられたりすることが怖くて、自分より相手の方が重要な人物になってしまい、相手の機嫌を取ろうとしたり、逆に相手をコントロールしようと振る舞ったりしますが、これでは自分自身の人生を生きていることにはなりません。

依存を脱却するために、まずは自分自身と仲良くなることが大切です。

このようなことを一つ一つ丁寧に聞いてあげて、それを叶えてあげるんです。

自分で選択して自分で行動する、その結果についての責任は自分にある。

最初は簡単なところから、だんだんハードルを上げていって、自分の人生の責任は自分にあることを受け入れるんです。

自分自身のために行動するんです。

共依存状態であるとあなたが自分自身を大切にし始めると、共依存の相手から依存に引き戻されるような言動があるかもしれません。

それでも、「自分を大切にする」という自分との約束をして、一歩一歩実行していくんです！
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自分を信じて自信をもつ

自分を信じるということは、簡単そうに見えて難しいかもしれません。

自分を信じると一言で言っても、「あれが出来る私、これも出来る私」という条件付きの自分を信じるのではなく、「私なら何があっても乗り越えられる、大丈夫だ」と信じることです。

例えば、恋愛において束縛ばかりしてしまう人が自分を信じるというのは以下のようなことです。

 

「そうは言っても、何もないのに自信なんて持てないよ！」と思われる方もいらっしゃいますよね？

それならば、彼氏に夢中になっている時間を、ぜひ自分の好きなことに使ってみて欲しいなと思います。

好きなことのスキルを付けることでも良いですし、友達との時間を充実させるでも良いですし、仕事で目標を作って頑張るでも良いですね！

彼のことで不安になって束縛することに大切なあなたの時間を使うより、大切なあなた自身のために時間を使ってみるんです。

人生が充実し、自分自身に自信が持てるようになると思います！

そうしているうちに、彼氏も「最近あいつなんか楽しそうだな…」とあなたに興味を持って更に愛されるかもしれません！
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自分を受け入れて自分自身の理解者になる

依存があると、自分の中にぽっかり空いた穴を他人に埋めてもらおうとします。

他人には穴を埋めることが出来ません。

埋めることが出来たとしても相手次第になってしまうので、相手の都合によっては突然穴を埋めてくれる人がいなくなるかもしれません。

一番いい方法は、自分自身が一番の理解者になるということです。

理解者になるコツは、まずはどんな自分も受け入れるということから始めると良いかもしれません。

こんなふうに、等身大の今の自分をそのまま認めて受け入れて、自分をまずは「そうかそうか」と受容してみて下さい。

 

ただ理解してあげるんです。

そうすることで、相手に不安を向けるエネルギーではなく、自分自身を受け入れてあげようという暖かいエネルギーが自分自身に向くことになります。

こうして自分と向き合っていくイメージです！

 

♦自分を受け入れることについての記事もありますので、ぜひ読んでみて下さい。

 

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まとめ

今日は束縛しないための行動や心理について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか？

恋愛をしていたら、ヤキモチを焼いたりしちゃうことはありますよね！

程度にもよりますが、適度なヤキモチなら「こいつ可愛いな…」なんて関係性も良いものになるかもしれませんが、苦しいほどに束縛してしまうのは関係が壊れるキッカケになる可能性があります。

束縛を直したい！と思う方は、是非行動に移してみて下さい！

 

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